昨年11月に病院を移転し新病院で新年を迎えることができました。
最初のころは自分の病院でありながら、右往左往(特に自分が)しておりましたが、
1ヶ月ほどでスタッフや私自身も新しい間取りに慣れてスムーズに診療できるようになってきました。
あらためて、診察室のレイアウトと診療についてご説明しようと思います。
待合室に入ると、向かって左側に診察室のドアがあります。
診察室のドアを開くと右手に閉鎖型の診察室があり、その先にオープンタイプの診察室、左側に手術室とその奥にレントゲン室があります。
閉鎖型の診察室は、ウサギ、小型齧歯類、猫の診療室です。これらの動物たちは犬を怖がることが多いので、申し訳ありませんが、犬は入室できません。
オープンタイプの診察室はスペースをとってスタッフが複数で処置や治療にあたれるようにしています。猫の診療はこの部屋でも行います。
犬の患者さんが続くと、あとからいらっしゃった猫やウサギの患者さんが先に閉鎖型の診察室に入る場合もありますが、診察は概ね順番に行っていきます。
逆にそれらの動物が続くと、犬の患者さんが先に呼ばれる場合もあります。
診察室を獣医師ごとに分けるのではなく、動物の種類で分けたいとずっと願ってきましたので、飼い主さんには「あれっ」と思われることもあるかと思いますが、どうぞよろしくおねがいいたします。
動物の状態がよくない、もしくは待合室で怖がるような場合は、受付で言っていただけるか、受付の呼び鈴を鳴らしていただけると診療までの間、動物のみ別室でおあずかりいたします。
次回は久しぶりにウサギのことを書いてみようと思っています。