長年ウサギを飼ってこられたベテランのウサギ飼主さんたちはご存知と思いますが、愛玩ウサギにたいしての獣医療はここ15年から20年で劇的に進歩しました。

特に歯科関係の治療では、口が痛くて食べられず、そのままでは死んでしまう多くのウサギの寿命をのばすことが出来るようになりました。
また、麻酔薬や麻酔方法の進歩も、ウサギを治療できる病気の範囲をひろげてきました。

しかしながら、ウサギの医療について大学で手取り足取りおしえてくれるわけではありません。
ウサギの医療は病院に来ていただいた飼主さんと、ウサ自身が獣医師に教えてくれるのです。今でこそ、ウサギ専門のセミナーや勉強会が開かれ、いろいろな書籍も手に入れられるようになりましたが、一件一件の診療と経験が獣医師の診療技術を向上させることは今も昔も変わらないと思っています。

人間の外科の先生も、生涯最初に自分で執刀した患者さんのことは一生忘れないと聞きますが、獣医師も最初の診療、初めての手術、数々忘れられない動物たちがいます。
私にもウサギにかぎらず、沢山の忘れられない動物達がいますが、このプログはウサギ中心のプログですので、忘れられないウサギについてこれからちょっとずつ(ほんとにちょっとずつですいません)書いていく事にします。
kiku